前記事にも書きましたが。
4月4日、東証の市場再編されたことで『分かりやすさ』『企業統治の厳格化』に期待が集まりました。それを、日経新聞がどのように表現するのか、注目しました。
日経新聞が注目している、いや”注目すべき”指標が分かりました。
▶夕方(速報)は”従来通り”
当日(前場)のマーケットデータで掲載されている指標は以下の通りです。ほかにも各市場の”売買高”も掲載されていますが、従来からの変化はありませんでした。
- 日経平均株価
- 日経アジア 300
- JPX400
TOPIXは”東証株価指数”としています。従来から中小企業等に投資している投資家からすれば、やはり知りたい内容だと言えますが、日経新聞としては日本を代表する企業の情報(銘柄変更なし)である日経平均等を重要視いているのでしょうね。
日経平均株価というくらいですから、安易に指標の価値を下げるようなことはしませんよね。
▶朝刊(前日の確報)は”分かりやすさ”を強調
朝刊は、4月5日からマーケットデータ 面が改定されました。市場構成に従って各指数が体系立てて整理されたように感じます。シンプルで分かりやすいと感じました。
- 日経平均
- 日経アジア300
- JPX400
- 東証株価指数
従来からのお馴染みの「JPX400」や、数年前から日経が推している「日経アジア300」など、大きな変化はありませんでした。
その他、証券面は、市場区分ごとに色付けされ、少しお金をかけたのかな?と推測したり。。。個人的には、夕刊 のほうが分かりやすい気がします。
▶日経としては
以上、東証・名証の再編に伴い紙面がどのように変化するのか注目すると、
- なんたって、日経平均
- 日経アジア300やJPX400で、安全運転をしたり
- 東証株価指数で、注目の銘柄の動向チェック
と言えそうです。
(注)この記事は、2022年4月8日にnoteに投稿したものを修正のうえ作成したものです。