2024年2月22日(木)の日経平均株価の終値が39,098円68銭となり、34年ぶりに最高値を更新しました。
今後は?
日経平均は終値でバブル経済期の1989年末に付けた3万8915円を上回った。年初からの上げ幅は5600円に達する。半導体製造装置を手がける東京エレクトロンとアドバンテスト、SCREENホールディングスに、半導体設計会社を傘下に持つソフトバンクグループを加えた4社で日経平均を約2300円押し上げた。
前日の米エヌビディア決算はAI向け需要の急拡大を映す内容だった。日本の株式市場には製造装置から素材まで幅広い関連企業が上場し、海外投資家の関心が高い。
日経平均最高値の立役者は半導体関連だけではない。一時151円台をつけた歴史的な円安の業績押し上げ効果も大きい。
2024年2月23日(金) 日本経済新聞・朝刊
久しぶりの号外
この日、つまり2月22日の夕方には久しぶりに号外が発行されました。すでに投稿していますが、号外は通常の紙面とは違い(発刊以来の)通し番号が付かない紙面です。まさに、大事件と言って良いできごとがあったことを意味します。
また日本経済について語るとき、今後意識しておきべき記念日とも言えます。
翌日の朝刊
その翌日は、1面トップ記事に大見出しをつけて最高値更新まで経緯が掲載されていました。日経新聞ならではの情報の精度、データ分析などが、分かりやすく掲載されています。電子版を契約していれば必ず保存しておきたい記事です。
土曜日は必ずチェックを
土曜日の紙面は、その1週間のできごとを振り返る大切な日です。株式市場や商品市場のデータを振り返るほか、重要なできごとを振り返る機会が多くあります。(→日経新聞の記事の特徴)
今週は、日経平均株価が1989年末の高値を超えたことで「日本経済の復活」「失われた30年からの脱出」となるのか、日経新聞の記者のほか、専門家の意見などから分析する連載記事がスタートしました。
また、見開き2ページにわたり、特集「日経平均最高値の軌跡」が掲載されています。前日1面のデータよりもさらに深堀りし、1949年以来の日本経済の歴史を学ぶことでできます。
このように、大切な経済情報が出たときには、翌日の紙面と特集記事を確認することが大切です。