あまりに多い〇✖判定・・・どうにもこうにも、日本人は二項対立が好きです。「賛成・反対」「好き・嫌い」「YES・NO」「0か100か」など。
議論を深めて、互いの主張を理解し、その上で最適解を探るのなら効果的ですが、互いを貶めて自分が優位に立とうとするのは、あまりに愚かです。
たとえば
国葬
- 反対
他人へ弔意にケチをつけ、尊厳を貶(おとし)め反対を叫ぶ。費用が・・・など。 - 賛成
反対へ怪訝そうに眉をひそめる
差別と区別
- 差別反対
それは差別を助長するだけで、平等ではない - 区別が必要
平等を目指すほど不公平感が出る
法治
- 法的根拠がない
法に基づかないので、違法である - 根拠法がない
そもそも法律が存在しないので、必要なら立法を
ジェンダー平等
- 全ての人に平等な社会を
LGBT差別をなくそう - 全ての人が安心な社会を
皆が安心して暮らせるようにしよう
二項対立が好きなのか?
日本人は、二項対立をつくって対立するのが好きですね。その時点で、すでに解決策が消失していることを気づいていません。とくに「否定派」「平等派」は。
同じは不自然、似ているのが自然なのですが、それに気づいてないのが残念です。
また、目標が同じで手段が異なるだけなのに、解答をひとつにまとめようとしているのが薄気味悪い環境です。もうすでに社会の崩壊が始まっています。
目的・目標は同じで、手段が異なるだけなので、2択ではなく、両方選択だってありうるわけです。いや、それ以外にも最適解があるかもしれません。答えがひとつであることを自己主張するあまり、他を排除しようとする人たちがいます。
二項対立が成立する瞬間です。
なぜ、二項対立になるのか。
それは「反対」論者に恐怖心があるからです。不安があると、自分の想いと異なる方向へ進もうとすることが恐怖となり、阻害しようとする行動に出ます。言論主張しているうちはまだヨシ。他を妨害し、排除し、貶めようとする手段に出た時点で、解決策が無くなってしまうことを忘れてしまいます。
・平等を主張するあまり
・反対ばかり主張するあまり
→自身が他を排除し、賛成派の意見を聞いていない
そうした”自己矛盾”に気づいていない人たちが多いのが、あまりに残念でなりません。
・
寛容とはなにか。理想を実現するには。
恐怖心が、ひとを哀れな方向へ誘うことに気づいてもらいたいものです。
お金についての平等と公平についてお話しています。