新年の日経新聞は「今年を予想する」特別な紙面構成と注目の特集記事が続きます。投資・暮らし・生き方に影響する記事ばかりなので、時間をかけて読んでおきたいところです。
年間企画
日本経済新聞が“その年を映す鏡”として設定したテーマは「Next world 分断の先に」。1月1日より連載が始まります。
分断の嵐が世界を襲い、グローバリゼーションが停滞。それでも、”つながり”に豊かさを求める人々の営みは途切れない。試練の先のにある「Next World(ネクスト・ワールド)」では、イデオロギー対立を超えたフェアネス(公正さ)が世界をつなぐ。
年間予定
今年、日本や世界で行われるあらゆるイベントが確認できます。金融・経済関連のみではなく、あらゆる出来事を「景気・経済」の視点から確認するのが良いでしょう。1月1日の紙面で確認できます。
経営者が占う株価、景気
日本を代表する企業のトップが、2023年の株式市場、為替市場、日本全体をどのように予測・想定しているのかが分かります。予測・想定のもと、各社とも事業計画を立てているので、”想定外”のことが起こったときの対処方法まで考えているのか、手腕が問われます。1月1日の紙面で確認できます。
トップ人事注目は
トップは継続するのか、変更するのか。いつ、どのような人がトップに就任するのかを知れば、企業戦略を知ることにもつながります。1月4日の紙面で確認できます。
今年の金融カレンダー
例年、1月4日の紙面に掲載がありますが、今年は、今のところ掲載がありません。ただし、関西版では1月1日に「関西経済カレンダー」の掲載がありました。
証券関連指標2022年
過去を確認することで、先を見通すことも可能になります。
- 突発的なことなのか、例年通りなのかを分析
- どの市場(株式、債券、商品、為替)に影響したかを確認
これによって、投資のタイミング、投資対象の精度を上げることができるでしょう。1月5日の紙面で確認できます。
その他
新年の紙面にはほかにも様々な特集が組まれています。
- コメンテータが読む2023(1月3日)
- 日経主な事業(1月3日)※紙面改定などもわかります。
- 日経優秀商品・サービス賞(1月4日)
1月3日の紙面に驚愕
1月3日の紙面には驚きました。通常の紙面を包むように、A面~D面(すべて広告)としてLOUIS VUITTON社の全面広告がありました。ここにも、企業戦略が見え隠れしますね。
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