2022年の最終取引、大納会は12月30日でした。
結果は4年ぶりの陰線(年初より下落)となり、今年を象徴するような相場だったと言えます。
市場のまとめ(2022年)
株価の動きほか、1年間の株式等の「証券関係指標」は年末の紙面に掲載されることが多いのですが、年間株式面を含め、2023年1月5日に掲載されるそうです。
また、商品先物についての1年間の動きを確認できる「商品先物・年間高低」は、2023年1月15日に掲載予定とのことで、こちらも楽しみにしたい内容です。とくに、2022年は物価高が注目された年です。さまざまな商品が、いつから、どの程度変化したか、さらに企業物価や消費者物価にどの程度影響したか、必ず確認しておく必要があります。
景気の天気予報が終了
3ヶ月ごとに掲載のあった「産業天気図」ですが、先日12月13日をもって終了しました。3か月後の各業界について知る大切な情報でしたが、今後の公表方法について注目しておく必要があります。
これまでは、日経産業天気インデックス(日経DI)として、日本経済新聞社の記者が担当業界(30業種)の景況を、天候(晴れや曇り、雨など)の天気のかたちで予測、判断する「産業景気予測特集の業界天気図」を数値化したものですが、今後については明らかになっていません。
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特集・激動2022(12月30日掲載)
日本経済新聞社が、今年起こった重大ニュースを景気・経済という視点から解説する特集です。
- 安倍元首相撃たれ死亡 / 岸田政権運営、崩れた力学
- ウクライナに軍事侵攻 / 「プーチンの戦争」泥沼に
- インフレ 世界経済に大波 / 物価高鎮圧へ急速利上げ
- 円相場32年ぶり150円台 / 悪い円安、日本の弱さ映す
- 中国、異例の政権3期目 / 「習1極」完成 強権へ傾斜
- 米中間選挙、上下院ねじれ / 縛られたバイデン政権
- ツイッター マスク氏が買収 / SNS、公共と利に揺れる
- 勝負の世界 異次元の活躍 / 「全能」に挑む姿 胸を打つ
私たち読者は、これらのニュースを自分ごととして、どのように影響があったかをしっかり分析しておく必要があります。
さて、新年の紙面は
最も大切だと新年の情報は、年明けに改めてお知らせします。
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