平等と公平(6)平等や公平であるこを正しく判断するのが公正

平等と公平

平等は不公平なんです!
公平・平等、そして均等。さらに似た言葉に「公正」があります。

公正とは

「公正」の意味は「判断や言動などに偏りがなくて、正しいこと」「明確に正しいこと」です。ひと言でいうと「正しいこと、不正がないこと」です。
ですから、、、これまでに説明した
・公平とは、それぞれに見合った分量、それぞれが納得できる割合である。
・均等とは、分ける分量や設定金額が同じである。
・平等とは、機会や権利が同一であること。

であり、公平も均等も平等も、その意味が正しく理解され、正答に判断されることが公正と言えます。

公正とは

他との決定的な違い

 公平、平等、均等は2人、2つ、2箇所以上の事象についてさまざまな「差がない」ことを意味しています。ですから、いま気になっていることとの比較対象が必要です。

 その一方、公正とはそのこと自身についての取り扱いが「正しいのか否か」を判断するわけですから、比較対象が不要です。

英語ではどう表現するのか

 私たちは、英語でも似たようなことを聞いています。そこで、念のため、まとめておきますね。
 公平 fairness
 平等 equality
 均等 evenness
 公正 equity

正しく伝えるには?

 では、正しく伝えるには、、、正しく表現するために気を付けることは何か?もちろん、正確な意味を理解も必要です。しかし、その前に、相手との間で「何を等しくするのが良いか」を共有しておくことが大切です。

紛らわしい言葉が存在する理由

 なんだか、ややこしいですね。なぜこのような似た言葉が存在するか。

 それは「それぞれの意味が異なる」からです。全く同じ意味であれば、どれかの言葉に淘汰されるはずです。それにも拘わらず、その言葉が存在するのは「それぞれの言葉に価値がある」からです。

 正しく理解して、正しく表現し、互いの考えを共有したいものです。

お金についての平等と公平についてお話しています。

北海道うまれ。札幌、東京、大阪、岡山など、全国各地でセミナーや講演活動を行い、好評を博す。2013年より「健康なお金の専門家」として、日経新聞の読み方教室、資産運用や税金対策、資格取得講座を中心に、”見えるお金・分かるお金・せせらぐお金”の探究を楽しんでいる。