平等と公平(1)平等は不公平で、均等とも異なる

平等と公平

ホールのケーキがあります。これを家族4人で分けます。ひとまず8つに切ることにしましたが・・・・

公平とは、それぞれに見合った分量、それぞれが納得できる割合。

  • 体の大きなお父さんは3つ。
  • たくさん食べたいけど、ダイエットを意識したお母さんは1つ。
  • 中学生で食べ盛りの長男は3つ。
  • 小学生の長女は1つ。

ただし、対象になる人が納得していることが前提なんです。

ケーキの分け方

均等とは、分ける分量や設定金額が等しいこと。

均等に分けるとは・・・分かりやすいですね。
きっちり4つに切り分けることです。
なので、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんも妹ちゃんも、同じ量のケーキを食べることになります。

外食したときに、誰がどれだけ食べても割り勘にするのは、均等という考え方ですね。

平等とは、機会や権利が等しいこと

平等とは、分量や金額とは無関係に「誰にでもチャンスがある」ことです。
家族4人、全員がケーキを食べることができる!という権利があれば平等と言えます。

性別や年齢を問わず、与えられる状態を平等です。

お金についての平等と公平についてお話しています。

東京うまれ。札幌、東京、大阪、岡山など、全国各地でセミナーや講演活動を行い、好評を博す。2013年より、日経新聞の読み方教室、資産運用や税金対策、資格取得講座を中心に、”見えるお金、分かるお金を、使えるお金に。。。”の探究を楽しんでいる。