[x6]日経新聞でわかる2024年

日経新聞の読み方

 年明けの日経新聞は「今年を予想する」特別な紙面や注目の特集記事が盛り込まれます。投資活動・日常生活・人生設計に役立つ記事ですから、時間をかけて読んでおきましょう。

 ことし2024年がどのような年になるのか、どのような変化があるのか、専門家や大企業のトップの考えを聞くことからはじめましょう。

年間企画

 日本経済新聞の1面には特集記事が掲載されます。“2024年を映す鏡”として設定されたテーマは「昭和99年 ニッポン反転」。1月1日より連載が始まりました。

年間テーマ(2000年~2024年)
年間テーマ(2000年~2024年)

2024年、日本は停滞から抜け出す好機にある。物価と賃金が上がれば、凝り固まった社会は動き出す。日本を世界第2位の経済大国に成長させた昭和のシステムは、99年目となると時代に合わなくなった。日本を「古き良き」から解き放ち、作り変える。経済の若返りに向け反転する。

日本経済新聞 2024年1月1日 朝刊1面

 数えて99年目の昭和。もう何十年も経済が停滞し、相対的に日本製品、日本円が安くなっています。賃金の伸び悩み、名目GDPも世界4位となり、さらに沈下するのも目前といった状況です。

 かつての経済大国は、すでに過去の話。いよいよ新しい日本、心も体も知恵も、若返りが必要に差し迫っていることは言うまでもありません。

 昭和は何が良くて、何が今とは異なるのか、正確に理解したうえで、今年をどう好転させるのか注目が集まる記事です。

年間予定

 今年、日本や世界で行われるあらゆるイベントを確認できます。金融・経済関連のイベントだけではなく、あらゆる出来事を「景気・経済」の視点から確認すると良いでしょう。

  • 中央銀行の会議日程
  • GDP(速報値)の発表日
  • G7サミット(6月)
年間予定
年間予定

は必ず確認するとして、ほかにも今年はパリオリンピック・パラリンピックの開催(8月)は、各国首脳の選挙などにも注目です。さらに、いわゆる2024年問題(時間外労働に上限を設ける働き方改革関連法を物流業や建設業、医師にも適用)は今年を代表する変革と言えます。

 年間予定は、1月1日の紙面で確認できます。

2024年のアジアを読む

 とかく、日本やアメリカ、EUなどの地域の金融・経済情報を集めがちですが、アジアの情報が大切なことはご存じの通りです。([05]レギュラー紙面で世界を俯瞰[36]アジアがわかれば世界わかる

 1月8日の紙面では、2024年、政治を中心としたアジア各国でのイベントを一覧で確認することができます。中国経済の減速や、地政学リスクに対する不透明感など、気になるテーマが満載です。

2024年のアジアを読む
2024年のアジアを読む

(※この段落は、2024年1月8日に追記しました)

経営者が占う株価、景気

 日本を代表する企業のトップが、2024年の株式市場、為替市場、日本全体をどのように予測・想定しているのかが分かります。これらの予測・想定のもとに各社は事業計画を立て、”想定外”のことが起きたときの対処方法まで考えているのか、手腕が問われます。

 このページは、大切に取っておいて、年末に結果を確認しておくことも大切な作業です。経営者が占う株価、景気は1月1日の紙面で確認できます。

トップ人事注目は

 企業活動を取り巻く環境が不透明感を増すなか、経営者の先見性が試されています。業界ごとに”トップは継続するのか”、”変更するのか”、”いつ”、”どのような人がトップに就任するのか”を知れば、企業戦略を知ることにもつながります。

 同じ業界であっても異なる展開を確認できれば、投資の際の大きなヒントになるかもしれません。

 「トップ人事2024注目は」は1月4日の紙面で確認できます。

法律・ルールこう変わる

 年間予定に記載のあった重要事項のほかにも、多くの法律やルールが変更になります。1月8日の紙面では、企業であっても個人であっても守るべき法律や、生活レベルで変化するルールなど、知っておきたいことを確認することができます。

2024年 法律・ルールこう変わる
2024年 法律・ルールこう変わる

(※この段落は、2024年1月8日に追記しました)

その他

 新年の紙面にはほかにも様々な特集が組まれています。

  • 日経主な事業(1月3日)※日経BP、Quick、テレ東の情報もあります。
  • 電子版特集(1月3日)※曜日ごとの特集記事がわかります。
  • 日経優秀商品・サービス賞(1月4日

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北海道うまれ。札幌、東京、大阪、岡山など、全国各地でセミナーや講演活動を行い、好評を博す。2013年より「健康なお金の専門家」として、日経新聞の読み方教室、資産運用や税金対策、資格取得講座を中心に、”見えるお金・分かるお金・せせらぐお金”の探究を楽しんでいる。