[25-1]卵を”物価の優等生”にしたのはメディア
私たちが口にする食べものの中で、「鶏肉」と「卵」だけは別の市場で取り扱われます。それが荷受市場です。卸売市場が”セリ”により価格を決定するのに対し、荷受市場では集荷担当会社が消費される水産物・水産加工品などを日本全国から取りよせ、生産者と消費者との間での取引に相応しい価格を決定する仕組みが採られます。
私たちが口にする食べものの中で、「鶏肉」と「卵」だけは別の市場で取り扱われます。それが荷受市場です。卸売市場が”セリ”により価格を決定するのに対し、荷受市場では集荷担当会社が消費される水産物・水産加工品などを日本全国から取りよせ、生産者と消費者との間での取引に相応しい価格を決定する仕組みが採られます。
新年の日経新聞は「今年を予想する」特別な紙面構成と注目の特集記事が続きます。投資・暮らし・生き方に影響する記事ばかりなので、時間をかけて読んでおきたいです。
2022年の大納会は、4年ぶりの陰線。今年を象徴するような取引と言えます。また、年末の紙面には新年を占う大切な情報が盛り込まれています。
「これからの景気がどう動くのか」を示すのが景気動向指数です。
経済指標ダッシュボードには、アメリカのモノ情報も多く盛り込まれています。 もともと、海外との貿易情報を瓦版のような一覧にしようと、まとめたのが日本経済新聞の原点です。
日銀による金融政策は、市場に出回る”カネ”の量をコントロールして景気を刺激したり、抑制したりする役割を持ちます。カネの量をコントロールするには大きく2つの方法があります。
「モノ」の動きを「自動車業」「住宅産業」「観光業」から読み解きます。 これらの産業は、商品・サービスを支える部品や要素、業務内容が多岐にわたる業界ですから、日本政府や業界の方針が少しでも変化すると、その影響が大きく反映される業種とも言えます。そして、これらの産業が日本全体の景気を支えているのです。
これまで見てきたように、アメリカに限らず、個人レベルの消費はどの国でもGDPの寄与度の大きな割合を占めています。私たちがモノを買うことが契機にもっとも影響を与えるのです。
企業が行う「生産」は表裏一体の関係にあります。企業が何を基準に景気の良し悪しを判断しているのかがわかれば、経済の流れがぐっと身近になります。
たくさん並ぶ経済データの数字。そのなかでももっとも重要なものはGDP(国内総生産)です。日本は景気が良いのか?悪いのか? 日本の経済規模と成長具合。これらを教えてくれる経済の基礎情報がGDPです。