金言20-二宮尊徳(二宮金次郎)

お金の金言

私が倹約を尊ぶのは、
その後に活用することがあるからである。
住居を簡素にし、服や食を粗末にするのは、
資本を作り、国を富ませ、
万人を救済するためである。
目的があるのが倹約である。

二宮尊徳(二宮金次郎)

活用する、という目的を持っていることが大切。

  • 目的や目標達成のための簡素化や低減・削減は、倹約。
  • 目的のない切り詰めや我慢は、節約。

『節約』が流行る日本。
不景気から抜け出せない理由が、ここにもあります。

節約ばかり続けていると、目標が明確でないので息切れしてしまいます。
明確な目標をもち、節度をもった生活をしていれば、それが倹約であり目的の実現につながります。

大なり小なり、明確な目標を持ち続けることは大切なことです。

二宮尊徳は、『復興』の先駆者です。

【お金の取扱説明書/金言について、さらに詳しくお話しています。】

東京うまれ。札幌、東京、大阪、岡山など、全国各地でセミナーや講演活動を行い、好評を博す。2013年より、日経新聞の読み方教室、資産運用や税金対策、資格取得講座を中心に、”見えるお金、分かるお金を、使えるお金に。。。”の探究を楽しんでいる。