私が倹約を尊ぶのは、
二宮尊徳(二宮金次郎)
その後に活用することがあるからである。
住居を簡素にし、服や食を粗末にするのは、
資本を作り、国を富ませ、
万人を救済するためである。
目的があるのが倹約である。
活用する、という目的を持っていることが大切。
- 目的や目標達成のための簡素化や低減・削減は、倹約。
- 目的のない切り詰めや我慢は、節約。
『節約』が流行る日本。
不景気から抜け出せない理由が、ここにもあります。
節約ばかり続けていると、目標が明確でないので息切れしてしまいます。
明確な目標をもち、節度をもった生活をしていれば、それが倹約であり目的の実現につながります。
大なり小なり、明確な目標を持ち続けることは大切なことです。
二宮尊徳は、『復興』の先駆者です。
【お金の取扱説明書/金言について、さらに詳しくお話しています。】