平等と公平(20)NHKへの違和感の根源

平等と公平

 NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されるたびに感じることがあります。

素朴な疑問①

 普段から報道で「多様性」「ジェンダー平等」と言っておきながら、生物学な性別に基づき「女性カラー=赤(紅)」「男性カラー=白」と2つだけを定義する。そして、センシティブな方やら、何しかの理由で特別扱いする方々を「特別枠」と括るんですよねぇ。

素朴な疑問②

 いま、そうした赤(紅)に属させる人たちと、白に属させる人たちを戦わせるという事態。いまだからこそ、戦うことが「?」となります。
 私自身は、分類することに何ら違和感を感じませんが、戦わせることに相当な疑問を憶えるのです。表現が何とかならないものか。

素朴な疑問③

 いち公共放送が主催する行事に
出場しないアーティストは「落選」となる
・視聴率が重要=”受信料を強制される国民をスポンサー”とする
という、えげつないマウントです。

 NHK党を支持するつもりは毛頭ありません。いろいろギモンに思うこと、理解できないこと、胸糞悪いことをメモしました。NHKは国営放送ではありませんが、公共放送として受信料を徴収している以上、このような疑問が生じない番組制作を求めたいものです。

 放送の公平性とか、平等が大切だとか、この場で述べるつもりもありません。
 ただ単に、報道姿勢・放送スタイルに自己矛盾がありますよね・・・と言いたいだけです。

お金についての平等と公平についてお話しています。

東京うまれ。札幌、東京、大阪、岡山など、全国各地でセミナーや講演活動を行い、好評を博す。2013年より、日経新聞の読み方教室、資産運用や税金対策、資格取得講座を中心に、”見えるお金、分かるお金を、使えるお金に。。。”の探究を楽しんでいる。