平等と公平(21)女性を区別すると大騒ぎ、オジサンをバカにしても良い…日本って。

平等と公平

 オバサンやオバハンって言ったら絶対に許されない表現が、オジサンには許される。なんだか、オジサンって生きづらくなったなぁ~と思うのです。
 日本におけるジェンダー格差.…云々よく言われますが、オジサンこそ蔑(さげす)まれているのではないかと思うのです。

女性に人気って?

 飲食店の人気メニューを紹介するときによく「女性に人気」って表現が使われます。
 男性には人気ではないということでしょうか。あるいは、”男性に人気”は何の役にも立たないということですか。

 また、女子を前面に出してのイベント開催には全く問題なく、とりあえず”男子も来てもらってOKですよ”と。男子を前面に出すと”女子は排除された!”と問題になるんですよね。

 たとえば「文具女子博」。

競馬場の女性ブース

 散々、女人禁制を批判するのに、競馬場に女性のみが入れる(男女カップルも不可)のゾーンがあるってどうなんでしょうか?
 男性排除が公然のものとして認められています。
 そりゃぁ、電車の女性専用車用があることは理解できるとしても、こうしたイベント会場に、女性を特別扱いする場を設けることにはいささか疑問です。

 私が言いたいのは、男性と女性とは根本的に身体的構造・能力が違います。なので、公平であるべきなんです。
 ところが、”男女は平等であるべき”とか”女性を優遇すべき”との見解には賛同できません。

オジサンはバカにしても良い風潮

 オジサンをバカにしても良いが、女性を揶揄すると大騒ぎになる世の中。これって日本で活動する特定の層が主張すること。

 殊に最近、”オジサンたる層をどれだけ蔑んでもヨシ”とする風潮には、恐怖心すら憶えます。

お金についての平等と公平についてお話しています。

東京うまれ。札幌、東京、大阪、岡山など、全国各地でセミナーや講演活動を行い、好評を博す。2013年より、日経新聞の読み方教室、資産運用や税金対策、資格取得講座を中心に、”見えるお金、分かるお金を、使えるお金に。。。”の探究を楽しんでいる。